フィーカが増える季節、新たなスイーツ開拓
すっかり日暮れも早くなり、暗い時間が長くなってきたスウェーデン。
暗く、寒い季節になるとなんだかいつも眠気を感じ、そして甘いものが欲しくなりがちです。
スウェーデンのお茶習慣、「フィーカ(Fika)」はそんな悩みにうってつけ。
眠気覚ましにコーヒー!そして甘いもの!
自分に言い訳をしつつ、ついついフィーカの回数が増えるのです。
フィーカの定番スイーツの中で、長らく気になっているものがありました。
それは「プンシュルッレ(Punschrulle)」と「マサリン(Mazarin)」です。
カフェやスーパーでよく見かけてはいたものの、プンシュルッレはその鮮やかなグリーンのマジパン、マサリンはべっとりとのったアイシングに惹かれず・・・。
なんとなく抵抗感があり、挑戦したことはありませんでした。
ですが、フィーカに勢いがついてきているこの機会に、その2つのスイーツを試してみることに。
こちらがプンシュルッレ(写真右)とマサリン(写真左)です。
気になっていたのは一体どんな中身で、どんな味なのか。
切ってみると、断面はこんな感じです。
特にプンシュルッレは中までガッツリとマジパンなのかと変に想像していましたが、中身はチョコレート系でしっとりとしており、美味しそうです。
さて、いざこの2つを食べてみると・・・
どちらも程よい甘さと食べ応えで、コーヒーと絶妙!!
プンシュルッレはマジパンから想像していたクセのある味ではなく、むしろマジパンによって味と食感にまとまり感があり、パクパクといけてしまいます。
そしてマサリンはフルーティーで爽やかな味とアイシングによる甘さが口の中で優しく広がり、こちらも2個、3個と食べてしまいそう。
どちらも見た目から味を想像していましたが、食べてみるとその美味しさに感動です。
「ダムスーガレ(Dammsugare)=掃除機」とも呼ばれているプンシュルッレは、なんでもおよそ100年前のシリンダー型の掃除機に形が似ていたことと、その昔、前日の残りのお菓子を混ぜて作ったことから、そう呼ばれるようになったそうです。
また、マサリンは400年以上もの歴史があるお菓子とのこと。
ちなみに今回いただいた2つのスイーツは、常温で保存が利き、1つずつ個包装になっているタイプもあるのでお土産にも最適です。
完全にプンシュルッレとマサリンの試食レポートになってしまいましたが、スイーツについてちょっと掘り下げてみると、なんとなく美味しさも増すような気が。
この冬は、まだトライしていない他のスイーツもどんどん試しつつ、フィーカを思う存分楽しみたいと思います☆
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