ストックホルムの旧市街でクリスマスマーケットを楽しむ
12月といえばやはりクリスマス。
暗さと寒さが厳しくなる11月を経てのクリスマスは、スウェーデンではより一層楽しみをもたらしてくれるような気がします。
クリスマスが近づくと、ぜひ足を運びたいのがクリスマスマーケット。
先日、ストックホルムの旧市街・ガムラスタン(Gamla stan)にある、ストールトリエ広場(Stortorget)にて行われているクリスマスマーケットに行ってみました。
ストックホルムの観光スポットでの開催とあって、到着時にはすでにかなりの人で賑わっていました。
歴史を感じさせる建物に囲まれた広場には、スウェーデンらしい赤い壁の小屋が並び、中心には立派な本物のモミの木のクリスマスツリーが。
さっそく派手なクリスマス柄の服を着た人たちにも遭遇し、クリスマスムードの盛り上がりを実感します。(笑)
マーケットで売られているのはその場でいただける美味しいものや、お部屋に飾るデコレーション、服飾品など様々です。
まずはスパイスの効いたホットワイン、「グロッグ(Glögg)」を飲んで体を温めてから、マーケットをまわることに。
キャンディを売る小屋では女の子がお母さんとお買い物中。
こんなカラフルで大きなキャンディは、見ているだけでワクワクしますね。
ルシア祭にちなんだサフランのパン「ルッセカット(Lussekatt)」のおもちゃを発見。
ちなみに食べられる本物のルッセカットもちゃんと販売されていましたよ。(笑)
手づくりの温かみが感じられる「トムテ(Tomte)」のかわいらしい人形は、毎年飾るのが楽しみになりそうですね。
プレゼントにも喜ばれそうです。
小鳥がデザインされた雑貨を売るところも。
スウェーデンでは、クリスマスカードにもウソやアオガラなどの小鳥の絵がよく描かれています。
大きなソーセージがダイナミックにずらり!
今回こちらにて、クリスマスイブにお邪魔する予定のお宅へのお土産用に、ソーセージとクリスマスに飲まれるドリンク「ユールムスト(Julmust)」を購入しました。
ユールムストはスパイスの効いたコーラのような炭酸飲料で、スウェーデンならではのものです。
マーケットでは他にも、手編みのミトンやジンジャークッキーのデコレーションなど、素敵なものがたくさん売られていました。
今回は人出を予想し昼前に訪れましたが、日が暮れてから足を運んだほうが、ライトアップされて幻想的なムードを楽しめたのではと思います。
こぢんまりとした規模でまわりやすく、かつスウェーデンならでのクリスマスの雰囲気が味わえるガムラスタンでのクリスマスマーケット。
この時期にストックホルムを訪れる方には、ぜひおすすめしたい催しです。
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【スウェーデン便り】
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