スオメンリンナ
Suomenlinna (スオメンリンナ)
ヘルシンキ湾を船で揺られること約20分で、世界遺産の島スオメンリンナに到着します。
住宅地でもあり、ユネスコの世界遺産でもあるスオメンリンナでは、今でも要塞の城壁や大砲、潜水艦ヴェシッコなどが残っています。
しかしかつての戦場も、今では市民にとっての大切な憩いの場。豊かな自然の中で、のんびりと散策をしたり、ピクニックを楽しむことができます。
世界遺産
フィンランドがまだスウェーデン王国の支配下にあった18世紀、スウェーデン王国とロシア帝国の間の海域にあった島に、スウェーデン王国を守る目的で要塞が造られました。
当時その島はスヴェアボリ(スウェーデンの要塞)と名づけられましたが、1808年にはロシア帝国がスウェーデン王国に侵入し、島に造られた海上要塞を占拠。そしてその後フィンランド国の独立に従って、要塞の名前がスオメンリンナ(フィンランドの城塞)となりました。
博物館めぐり
スオメンリンナには6つの博物館があります。
通常では6つの博物館それぞれで入場券を購入しますが、夏の間(6月初め~8月末)は、すべての博物館に入館できる共通券も販売されています。
博物館についての詳細は以下から確認できます。
<外部リンク>
世界遺産を冒険
現地の人、特に子どもたちに人気があるのは、スオメンリンナにある様々なトンネルや地下道を冒険することです。
明るい通りやすい道から、暗くて狭いトンネル、幽霊の宝が隠されているなんてところも。懐中電灯を忘れずに!
一人では行けないエリアもありますので、とことん冒険を満喫したい方にはガイド付きツアーがおすすめです(要事前予約)。
ゆっくり一息
博物館やトンネルめぐり、散策で疲れたら、カフェでの休憩がおすすめです。
スオメンリンナは現地の人に人気のピクニックスポットで、雰囲気のよいカフェやレストランもあります。
スオメンリンナの地ビールを味わえるレストランや、自家製ペストリーが有名なカフェなど、一息入れるにはぴったりの場所が充実しています。