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秋のファーマーズマーケット@Katarina Bangata(カタリーナ・バンガータ)

スウェーデンでは春になると各地で蚤の市、冬になるとクリスマスマーケットが開催され、各季節の恒例となっています。

そして、秋になると開催されるのが、地元の新鮮な食材が並ぶ「ファーマーズマーケット」です。

スウェーデンでは8月から、各地で早くも“秋の収穫祭”であるファーマーズマーケットが開催され、たくさんの人で賑わいます。

今回は首都・ストックホルムの中心部、Södermalm(セーデルマルム)地区のKatarina Bangata(カタリーナ・バンガータ)通りで開催されている秋のファーマーズマーケットをご紹介します。

地下鉄・Medborgarplatsen(メドボリアルプラッツェン)駅からGötgatan(ヨートガータン)通りを5分ほど南に行くと、左手に見えてくるのがこちらのサイン。

ここからKatarina Bangata通り沿いにファーマーズマーケットが開催されています。

訪れたこの日は、入り口にてアンズ茸のオープンサンドが販売され、その場でソテーされるアンズ茸のいい匂いに誘われた人たちが列を作って並んでいました。

こちらのファーマーズマーケットでは8月から10月の間、約30の生産者が採れたての野菜をはじめ、ピクルスやチーズなどの加工品を販売しています。

昼過ぎに到着したせいか、ものによってはすでに品薄状態!

新鮮な食材を求めたくさんの人で賑わうマーケットは、まさに“秋の収穫祭”です。

生産者によって愛情たっぷりに育てられた採れたての野菜は、どれもイキイキしています。

珍しい野菜やスーパーマーケットではなかなか手に入らないものが買えるのも、ファーマーズマーケットの醍醐味です。

まさにこの日の朝に引っこ抜かれたような葉付きの赤ビーツと、迫力満点の大きなキュウリ。

赤ビーツは寒い時期、スープにしていただくのが定番です。

秋の味覚の代表、キノコの売り場は特に盛況だった印象。

ちなみにポルチーニ茸は、スウェーデン王・カール14世ヨハンが初めてスウェーデンで食材として紹介したことから、Karljohansvamp(カールヨハンスヴァンプ)と呼ばれています。

そしてキノコの隣に並んでいたのがビルベリー。

これだけの量の生のビルベリーが買えるのは、ファーマーズマーケットのような市場ならではです。

そして、ビルベリーより少し遅れて旬を迎えるリンゴンベリーも。

瓶詰めの乾燥ベリーやジャムはお土産にもよさそうです。

スウェーデンのハチミツは品質が高く、とても美味しいのでおすすめです。

並んでいたのは「今日絞りたて!!!」と書かれたハチミツと、プロポリス入りのハチミツ。

食材だけでなく、素敵にアレンジされたブーケまで。

鉢植えのハーブや観葉植物、切り花なども販売されていました。

今回、個人的にはポルチーニ茸とジャガイモ、トマト、赤紫蘇、大根を購入。

赤紫蘇と大根はなかなか手に入らないため貴重です!

さっそくシンプルに調理して食べましたが、どれもその味に感動!

新鮮で美味しい食材が手に入るファーマーズマーケットは、「食欲の秋」をさらに楽しいものにしてくれそうです。

今回のファーマーズマーケットではお土産用に買えるものは少なかったですが、同時に蚤の市も開かれていました。

マーケットによっては軽食も販売されているため、食べ歩きにトライしてみるのもいいですね。

この時期、スウェーデンを訪れる機会があれば、ぜひチェックしてみてください。

秋のファーマーズマーケット@Katarina Bangata(カタリーナ・バンガータ)

<アクセス>

●住所:Katarina Bangata, Stockholm, Sweden

●営業時間:【2018年】8/4~10/27の毎週土曜日、10:00~15:00

●URL:http://marknader.bondensegen.com/marknad.php?markID=1(スウェーデン語)

●アクセス:地下鉄「Medborgarplatsen(メドボリアルプラッツェン)」駅からGötgatan(ヨートガータン)通り沿いに徒歩約5分(Nordea近く)。

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