「キャッシュレス社会」の新しい紙幣と硬貨

最近よくスウェーデンが「電子決済が最も普及した社会」、「キャッシュレス社会」として日本のメディアでも取り上げられ注目を浴びています。

実際に生活してみると、これが本当に便利なのです。

 

メディアでも取り上げられているように、スウェーデンでは支払いのほとんどがクレジットカードで、街の有料の公衆トイレまでクレジットカードでの支払いが主流。

全く現金を持たずして生活することが可能です。

 

 

また、クレジットカード以外にも「Swish(スウィッシュ)」というスマートフォン用の電子決済アプリも普及しており、相手の携帯番号さえわかれば簡単に送金が可能です(アプリの利用にはスウェーデンの銀行口座の登録が必要)。

蚤の市やフリーマーケットなどに行くと、このSwishがよく使われています。

 

以前、意外な場所で“現金のみ”という場面に出くわし、「え!!」となって固まってしまったことがありました。

時々そんなこともあるだろうと、それ以来少しは現金を持つようにしています。

 

 

そして今、お財布に入っていた紙幣と硬貨の種類はこれだけ。

他に1000クローナ紙幣、50クローナ紙幣、10クローナ硬貨、2クローナ硬貨が流通しています。

 

支払いにほとんど現金を使用してこなかったため、じっくり見たことがなかったスウェーデンクローナの紙幣と硬貨。

2015年から新しいものが導入され始め、昨年完全に切り替わった紙幣と硬貨は、よく見てみるととても素敵なデザインです。

 

500クローナ紙幣にはソプラノ歌手のビルギット・ニルソン、200クローナ紙幣には映画監督のイングマール・ベルイマン、100クローナ紙幣には女優のグレタ・ガルボ、20クローナ紙幣にはアストリッド・リンドグレーンの肖像が描かれており、その人にちなんだ作品やモチーフも。

 

 

20クローナ紙幣にはアストリッド・リンドグレーンの代表作「長くつ下のピッピ」が!

裏面には描かれている人に縁のある場所の風景と、その地域の花も描かれています。

 

また、キラキラと金色に輝いている10クローナ(と写真にはない5クローナ)硬貨に使われているのは、「ノルディック・ゴールド」と呼ばれる素材。

“北欧の金”という名前ですが、実際に金は含まれておらず、アレルギーを起こすニッケルが含まれていないため採用されたんだそうです。

スウェーデンの現金について、知らないことが色々!

 

 

現金のほうが便利、持っていると安心感がある、と言った声もある中、この「キャッシュレス化」はさらにスウェーデンで加速していく風潮にあります。

各分野で一世を風靡した人たちが描かれた色鮮やかな紙幣や、北欧ならではの素材が使われた硬貨が、そのうち全く使われなくなる日が来るのかと想像すると、少し寂しい気がしてきますね。

 

 

 

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【スウェーデン便り】

 

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