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Hakaniemen Kauppahalli(ハカニエメン・カウッパハッリ)【仮施設ご紹介】

フィンランドの首都ヘルシンキには3つの屋内マーケットがあり、中でもHakaniemi(ハカニエミ)にあるマーケットホール「Hakaniemen Kauppahalli(ハカニエメン・カウッパハッリ)」は、映画「かもめ食堂」のロケ地となったことでも有名で、地元の人に愛されているマーケットホールです。

2018年1月より、築100年を越す建物が改装工事に入り、現在はすぐ横の広場に建てられた仮施設にて営業を行っています。

新装開店は2020年の予定とのことで、今回はこの仮施設のマーケットホールをご紹介したいと思います。

左奥に見えるのが1914年建設の本来の建物。右側が現在営業中の仮施設になります。

仮施設は本来の建物と打って変わってシンプルでモダンな雰囲気。

2フロアあったマーケットホールは、仮施設では1フロアに。通路もより広々としています。

また全面ガラス張りのため、お天気のいい日は明かりがたっぷり入りそう。

マーケットといえばやはり新鮮な食材。

日本ではあまり馴染みのない食材などを見つけたりするのも楽しいですよね!

八百屋さんにはフィンランド産の赤ビーツやパースニップなどが並んでいました。

この時期はよくスープなどにしていただきます。

お肉屋さんにはフィンランドならではのトナカイのお肉も。

通常のスーパーマーケットでは見かけないような部位も並んでおり、ちょうどレストランから材料の買い付けに来た人も。

チーズ屋さんでなんともかわいらしい小さなニット帽をかぶった卵を発見!

イースターならではの光景です。

祝祭日に合わせた商品は、訪れたときにしか手に入らないものも。

おいしいものを買って食べるのがマーケットホールの醍醐味。

中央の西側の入り口から入ってすぐのところにあるお店は、お惣菜からケーキまであり、併設のテーブル席でイートインも可能です。

多くの地元の人と観光客で賑わっていました。

ドーナツやマフィン、チョコレートやベリーのケーキ・・・。

おいしそうな菓子パンやカラフルなケーキは、ぜひコーヒーのお供に!

フィンランドの伝統料理であるカレリアンピーラッカは、ライ麦粉と小麦粉の生地で焼き上げたパイの1種で、軽食として食べられています。

みじん切りしたゆでたまごにバターを混ぜたペーストをのせて食べるのが一般的ですが、そのまま食べても◎。

お米、ジャガイモ、大麦の3タイプがありました。

その場で絞りたてのジュースもいただけます。

注文後、店員さんが野菜やフルーツをカットし機械に投入、するとショーケースの前面から出てくるジュースをカップで受ける、という仕組み。

「もう少ししたらジュースが出てくるから待っててね!」と店員さん。そんなちょっとしたやり取りも旅の良い思い出になります。

写真はオレンジと生姜のジュース。

グルメの他にも気になるのはやはり雑貨類。

フィンランドならではの温かみのある手工芸品などは必見です。

木工製品にムーミングッズ、キッチンツールなど、お店のご主人が隠れてしまうほど所狭しと商品が並ぶお店。

ヘラジカのモチーフが入った木のバナーナイフは、お土産にもぴったりでおすすめです。

他にもビンテージ食器のお店や手芸品のお店などもあるので、そちらもぜひチェックしてみてください。

天候を気にせずにショッピングやグルメを楽しめる屋内マーケットホール。

地元の人たちの生活も垣間見ることができる、ヘルシンキ観光に外せないスポットです。

ホール2階に入っていたmarimekko(マリメッコ)は、残念ながら改装に伴い撤退してしまったようですが、多くの店舗は仮施設に移転後も引き続き営業していますので、本来のマーケットホールをご存知の方も十分楽しんでいただける内容です。

2年間限定、今だけのHakaniemen Kauppahalliに、ぜひ足を運んでみてください。

Hakaniemen Kauppahalli(ハカニエメン・カウッパハッリ)

※2018年1月より仮施設にて営業中。2020年新装開店予定。

<アクセス>

●住所:Hämeentie 1a, 00530 Helsinki, Finland

●営業時間:8:00~20:00(月~金)、8:00~18:00(土)、日曜定休

●URL:http://www.hakaniemenkauppahalli.fi/ (フィンランド語)

●アクセス:トラム「Hakaniemi」から徒歩約2分

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