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誰でも一日レストランオーナー!フィンランド発祥の「レストランデイ」

フィンランド発祥で、今では世界中に広がりを見せている「レストランデイ」。 年に4回行われるこのイベントは、「誰でもどこでも一日だけレストランができるフードカーニバル」で、自宅やオフィス、公園など、誰でも自由にレストランをオープンすることができる特別な日です。

2011年にフィンランドでスタートしたレストランデイは、当初は友人や家族との楽しみとしてスタートしました。 今では北はアイスランドから南はコロンビアまで、世界各国に広がっています。

先日8月16日のレストランデイでは、公園や軒先など、ヘルシンキ市内のあちこちにお店が出現。 お日様のもと、たくさんの人が家族や友人同士で24時間限定のレストランを楽しむ様子が見られました。

お昼過ぎ、市内を歩いていると行列ができているお店を発見。 レストランデイの評判のお店もあるようです。

こちらは日本人の方が揚げたてのコロッケを販売していました。

お1ついただいてみると、外はサクサク、中はトロトロ! フィンランドのおいしいじゃがいもはコロッケにぴったりです。

ヘルシンキの南側にある公園、Meripuisto(メリプイスト)周辺に行ってみると、こちらにもたくさんのお店が。 テーブル1つでカラフルなカップケーキを販売するお店から、本格タイ料理を販売するお店まであり、夏休み中の家族連れがピクニック気分で楽しんでいました。

船着場のすぐそばにおいしそうなベリーのパイを販売するお店があり、3時のおやつにいただくことに。

どれもおいしそう! お好みを選んで代金を支払おうとすると、恵まれない人たちへ寄付するため、「善意の金額をこちらの缶に入れてください」とのこと。 レストランデイでは、ボランティア活動としてお店を出しているも人も多く、寄付を募ったり、まったく代金をもらわないというところもあるそう。

思いやりの心と森で摘んだブルーベリーがたっぷりの手づくりパイ! さっそく海を眺めながら、いただきます!

するとおいしそうな匂いに釣られワンちゃんが! レストランデイは人にもワンちゃんにも、誘惑が多い一日です。

料理をする楽しみだけでなく、素敵な出会いや思い出づくり、そして食について考えるきっかけをくれるレストランデイ。 今後もっともっと盛り上がりを見せそうです。

(次回のレストランデイは11月21日です!)

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