2月 気まぐれお天気のイタズラ

雪が降ったり雨が降ったり、帽子がなくても平気な夜も、明けてみれば吸った空気で肺まで凍っちゃうんじゃなの、というくらいに寒くなってみたり。この冬はとても気まぐれなお天気が続いている。空の美しさに「仕事が一段落ついたら散歩しようかな」なんて思って悠長に構えてのんびり散歩の準備をしていると、数時間後には吹雪になったりしているのだ。だから最近は「思いついたらすぐに!」の気持ちでいる。反射神経がかなり鍛え上げられていそうだ。

2月になって妙にテキパキしている。いつもは新年を迎えると力がわいてくるような、そんな元気な1月をフィンランドの人たちは過ごしていたと記憶しているのだけれど、今年はどうも疲れている人たちが多かった気がする。期限があってもまるで気にならない風で、仕事はずるずる後に 回ってばかりの人が私の周りにもたくさんいた。ここへ来てついに待ったなしの締め切りと、めまぐるしいお天気の歯車がぴちっと噛み合ったんだろうか。2月にはいってグルグルといろんなものが回り始めている。誰も彼もが忙しそう。

 

コンコンコン。1歳の娘と寝ていた友人の家の窓を、誰かが叩く音が響いた。おまけに真夜中だ。いったい誰が庭の窓を……こっそり見に行ったら、白いものがぼんやり動いて窓を打っていた。なんとシロクマの置物が揺れている。さらによく見てみると、なんと、そのシロクマの背中にリスが乗っていたのだ。子供が木馬を揺らすように、リスがシロクマを揺らしていたのだそうだ。ぷぷぷ、かわいいではないか。リスもころころ変わる気まぐれお天気に刺激され、発作的な不思議な行動にでやすくなっているのだろうか。まさか流行りのダイエット?目指せウエストのくびれ?……いえいえ、フィンランドで はまだそのようなグッズが登場していません。そして今は乗馬よりもウエストのくびれよりも、寒さ対策です。お天気がきまぐれで、肩がいつも以上にパンパンになっている気がする。今まで以上に足しげく公衆サウナに通い、肩や体の凝りをほぐそうと心がける毎日です。

海も湖も水面は凍ったり溶けたりを繰り返し、その時かぎりの模様を描いて刻々と変化を続ける。たまにフィンランドのデザインの源を見るようなフォルムにどきっとすることも。

真夜中の訪問客はこれに乗ってやってきた。

ある朝おきたらアパートの前庭にこんな素敵なサプライズプレゼント。管理人さんが夜のうちに、こっそり作ってくれていたスケートリンク。近所の子供たちは大喜びです。

森下圭子さん

Keiko Morishita-Hiltunenさん

 

ムーミンが大好きで、ムーミンとその作家トーベ・ヤンソン研究のためにフィンランドへ渡り、そのまま住み続けている森下さん。今はムーミン研究家として、またフィンランドの芸術活動や、日本へフィンランドを伝える窓口として、幅広く活躍中。

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