1月 運動の1月、断酒の1月

食べては寝てを繰り返したクリスマス休暇が終わると、一種独特な空気が漂い始める。このままじゃいけない、焦りのような空気。クリスマス時期にあちこちからいただいたチョコの箱はすでにゼロ。チョコだけでない。バター、クリーム、砂糖…クリスマス前から年末年始にかけ、どこの家でもすごい消費量だったのではと思う。

かといって外のお天気がいまひとつアウトドアスポーツに適さないようなこの時期、市民体育館が大賑わいだ。プールで泳いだり、ストレッチしたり、自転車をこいでいたり、体育館はどのコーナーにもまんべんなく人がいる。私がよく行く市民プールには手づくりパンやケーキの美味しいカフェがあるので、正直なところ逆効果になる危険すらある場所ではあるのだけれど、だらだらとした休暇の後のプールは精神的にメリハリになるところもあるし、ここで体を動かしている健康的な人と顔を合わせるのもいいかなと思って。

さて街のあちこちの広告ポスターを眺めていると、「断酒の1月は」と始まる宣伝文句なんかがある。忘年会からはじまってクリスマスと、お酒の席が続いた年末の帳尻を合わせということなのだろう。

クリスマスが終わると、あちこちのお店で大セールが始まる。そんな時期に安売りなどしなくても繁盛しているお店がある。健康食品やオーガニックのお店。食べ過ぎ飲みすぎだった食生活を一新させたい!という人たちが集まってくるらしい。だったら年末年始の食生活をほどほどにしておけばいいのに…とも思うけれど、なかなかそうはいかない訳で。

 

運動したり断酒したり、健康食品にも救いの手を求めたりしながら、一方でクリスマス向けで売れ残ったチョコやクッキーを半額以下で売っているのを目の前にして、またまたそちらに心がふらつく。そういえばうっかり忘れなのか、いまだベランダをサンタクロースや電飾で飾ったままの家がちらほらある。クリスマスについた脂肪と飾り、どちらが先にさっぱりするんだろう。なんだ、この他人事のような口ぶりは。さっ、泳ごう歩こう。

冬至も過ぎあとは日が長くなるだけ、と思うけれど、これが朝の9時半。

新しいベリージュースの登場。ガンコウラン。誰だ、昔「それ食べられないから摘んじゃだめ」と言ってたのは。おいしかったです、このジュース。自分でも作ってみたい。

真昼がこんな感じ。もう太陽が沈みそうだけれど、この状態が数時間つづく。

森下圭子さん

Keiko Morishita-Hiltunenさん

 

ムーミンが大好きで、ムーミンとその作家トーベ・ヤンソン研究のためにフィンランドへ渡り、そのまま住み続けている森下さん。今はムーミン研究家として、またフィンランドの芸術活動や、日本へフィンランドを伝える窓口として、幅広く活躍中。

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